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Sense of Gender賞

2013年度 第13回Sense of Gender賞

2013年度 第13回Sense of Gender賞 受賞作品

2013年度 Sense of Gender賞 発表

2013年度 第13回Sense of Gender賞は2014年7月20日(日)、第53回日本SF大会 なつこん(茨城県つくば市・つくば国際会議場)にて発表されました。

2013年度 最終選考作品

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最終選考委員の講評

第13回センス・オブ・ジェンダー賞

2001年度から始まったSense of Gender賞(センス・オブ・ジェンダー賞、以下SOG賞)ですが、今年で、第13回目を迎えることになりました。この賞は、アメリカのジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞と同様に、前年度の1月1日から12月31日まで一年間に刊行されたSF作品の中で、性差についての考えを深めていると考えられる作品を、「あなたのSF的ジェンダー考察はすばらしい」と褒めたたえるものです。

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞は、1991年に、アメリカの女性SF作家パット・マーフィーとカレン・ジョイ・ファウラーを発起人として設立されました。現在は、多くの女性SF作家・批評家・編集者とファンによって運営されており、毎年5月にウィスコンシン州マディソンで開催されているフェミニスト系SF大会「ウィスコン」にて、受賞式が行われています。わたしたちジェンダーSF研究会は、ティプトリー賞の主催者たちと連絡をとりあいながら、その日本における姉妹賞として SOG賞を立ち上げ、2001年から活動を行っています。

今年度候補作は、5月4日のSFセミナー合宿企画において昨年度の注目作品の提示と公開討論を経て、後日ジェンダーSF研究会正会員による検討会を行い、5作品にしぼりこまれました。

最終選考会は、去る6月28日に開催され、高橋準(福島大学教員)、ni_ka(アーティスト・詩人)、大串尚代(慶應義塾大学文学部教授、ジェンダーSF研究会会員)、寺田瑛(ジェンダーSF研究会会員)の各選考委員の方々にご参加いただき、議論を経て決定いたしました。

活発な議論の末、2013年度、第13回センス・オブ・ジェンダー賞は、菅浩江さんの『誰に見しょとて』に決まりました。一同、心より、ほめたたえさせていただきます。

大賞および候補作の各作品を、選考委員がどう読み、なぜこの結論に達したのか、ぜひ選考委員の方々の講評をお読みいただき、一緒に考えていただきたいと思います。

今後も、性差という視点を介して、作品に新しい世界が見えてくることを、わたしたちは大いに期待しています。本賞が、みなさまのジェンダー観に新しい視点を獲得する一助となれば幸いです。

(2013年度SOG賞幹事 ジェンダーSF研究会発起人 小谷真理)

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