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2008年度 第4回Sense of Gender賞 海外部門

受賞作品

最終選考作品

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2008年度 Sense of Gender 賞 海外部門について

Sense of Gender賞(センス・オブ・ジェンダー賞、以下SOG賞)とは、前年度の1月1日から12月31日までに、日本国内において刊行されたSF&ファンタジー関連作品の中から、とくに性的役割というテーマを探求し深めた作品へお贈りしているものです。SF的にジェンダーを感じさせ、また考えさせる作品について「あなたのSF的ジェンダー考察はすばらしい」と褒め称える賞です。本賞はジェンダーSF研究会が主宰しています。

2008年度は、海外部門は四度目の開催となりました。国内編と同じく、前年度の1月1日から12月31日までに日本国内において刊行された翻訳作品について、本年もソーシャルネットワークサービス「mixi」内の「ジェンダーSF研究会」コミュニティにて、一般より広く推薦を募集しました。

9月15日をもって推薦の公募を締切り、10月11日にジェンダーSF研究会員による討論会を行い、最終選考作の五作品を選出しました。

続いて本年は、12月5日にジェンダーSF研究会会員による最終選考会を開催し、討議により大賞を二作、特別賞を一作、選出いたしました。

本年は翻訳作品にたいへん恵まれた年となり、一次、二次とも充実した熱気のある選考会となりました。また、本年の新しい試みとしては、従来までのように英語圏の作品ばかりでなく、アジア圏の翻訳作品も選考対象とすることがかない、さらに広く、深い視野を得ることができたのではないかと思います。

ジェンダーSF研究会員による多彩な書評をどうぞお楽しみ下さい。また、選評とともに、贈賞作品、候補作品をぜひあわせてお読み下さい。性差という視点を導入することによって、作品にどのような新しい世界が見えてくるでしょうか。

SOG賞という試みが、みなさまのジェンダー観に新しい視点を獲得する一助となれば幸いに思います。ご意見、ご感想などございましたら是非お寄せ下さい。一同楽しみにお待ちしております。

(ジェンダーSF研究会正会員 2008年度SOG賞幹事 鈴木とりこ)

最終選考作品と講評

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